看護師の資格があれば看護師として病院などで働くことはできますが、さらにキャリアアップしようと思うのであれば、認定看護師や専門看護師の資格を取得すると良いでしょう。その中でも、認定看護師か専門看護師かどちらの資格を取るか迷うかもしれませんが、なるべく早く取れるものが良いのであれば、認定看護師をおすすめします。
認定看護師は実務経験が5年以上必要になります。資格取得までに必要な期間は、6カ月から8カ月、プラスe-ラーニングです。医療や看護関係の大学か、医療センターなどの教育機関で取得します。病院によっては、資格取得支援制度があります。病院によって支援の内容は違いますので、自分の病院に確認してみると良いでしょう。
資格を取得した後、病院によりますが資格手当が支給されます。また、転職するにしても認定看護師の資格があれば有利になるでしょう。看護師の需要は常にあります。特にこれからどんどん高齢化が進んでいくでしょうから、将来性も高いと言えます。
認定看護師になるには、専門とする分野を選ぶ必要があります。これから特に需要があると思われるのが、感染管理や訪問看護、摂食・嚥下障害看護、認知症看護など、高齢者に関する分野の認定看護師の資格があればどこでも働くことができるでしょう。
日本は超高齢化社会に入ったといっても過言ではありません。看護師は高齢社会を支える存在になりますから、将来性に不安を感じることはなくなります。ずっと看護師を続けていこうと考えているなら、キャリアアップのためにも認定看護師の資格を取得することを検討してみましょう。